
私は、プラスティック系の「カチッ」という音が好きではない。
例えば、折りたたみタイプの携帯電話を開いたりする時に鳴る「カチッ」という音。
理由は不明なのだが、その安っぽい「カチッ」音に対し、その音はなんとか出来なかったのだろうかと感じてしまう。マウスのクリック音も同様で、指先にクリック感を与えるのは、インターフェースという観点からは重要な事だが、音は果たして必要なのだろうかと思っている。
クリック感はありながらも、音の鳴らないボタンは、手元にいくらでもある。
そんな聴覚的習性から、Magic Mouseを静かに使えるようにしたくなった。
OSの環境設定にある「マウス」では、この問題には対応できないので、フリーソフトの《BetterTouchTool》を活用してみることにした。Magic Mouseは、ハードウェアとしてはかなり柔軟性のある仕様となっているようで、このソフトで設定を変えることにより、デフォルトでは使用不可となっている様々な機能が便利に使えるようになる。

音を無くす。その目的のために、1本指クリックは捨てて、1本指タップに変更した。
当然、指でポンッと触れるだけなのでクリック感は無くなってしまうが、その感覚はMacBook Airのトラックパッドで慣れているので、むしろこの方が操作感を一貫できて個人的には良い結果を得られた。
とは云え、せっかくクリック動作にも機能を割り当てられるのだからと、頻用しない2本指クリックと3本指クリックに、それぞれSpacesとMacのスリープを割り当ててみた。BetterTouchToolは、まだ感度と動作の最適化に多少の問題点はあるものの、複雑な設定さえしなければ十分に機能してくれる。
まさにMagic Mouseユーザー必携のソフトと云えるだろう。
個人的には、割り当てられる機能に「Quick Look」が追加されれば、更に嬉しい。
ちなみに、同様のソフト《MagicPrefs》では、Quick Lookを設定できる。しかし、ダブルタップによるドラッグが出来なかったり、装飾キーを押しながらのタップが認識されないと云う致命的な問題があるようなので、こちらの使用は諦めたという経緯がある。
変更後のマウスを『Silent Magic Mouse』と命名し、気を散らせるカチッ音の無い、快適な環境に喜んでいる。
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