2010.02.24 Wednesday
iPhoneをカード決済端末に
Square
なんだか素敵な《Square》という、カード決済サービスが登場している。

私としては、現金を使わない生活がかなり定着しつつある。
現金は、財布に無くなったらATMに行って補充したり、小銭がジャラジャラと重くなったり、レジでの受け渡しでモタついたりと、あまり良いことは無いので、非現金化を私の中で推し進めている。

元々は、北欧に行った際のクレジットカード普及率に感銘を受けた事にある。

デンマークでは、1週間程の滞在で、現金は500円程度(1度)しか使用しなかった。無論、何もせずにホテルに引きこもっていた訳ではない。ショッピングをし、交通機関を利用し、食事を摂り酒を呑み、いろいろな施設に入場し、旅行を存分に満喫した結果、1箇所だけ、教会の入場にクレジットカードが利用できない場所があった。

クレジットカードが使えない場所を探す方が難しいくらいのそのカード普及率には、驚きがあったし、とても便利だと感じた。そもそも、太古のようにモノとして価値のある物質を通貨として使用していた頃とは異なり、現代のお金は、モノとしての価値は殆ど無い。であれば、クレジットカードや電子マネーのように情報だけをやりとりする方が、理にかなっているしスマートだろう。
Square
『Square』は、カード決済の機会を、全世界的にさらに拡大する可能性があるサービスだと思う。
何より、個人向けというコンセプトがとても新鮮だ。現在の、決済代行会社との契約料や、処理端末のレンタル料、決済手数料がどの位なのかは知らないのだが、「個人向け」のサービスである以上、そんなに大きな利幅を要求される事はないだろう。

例えば、フリーマーケットでちょっとした売買をする際なんかには、とってもクールな光景に見えそう。
例えば、昔ながらの小さな商店や、屋台販売で導入するにも悪くはないだろう。
例えば、宅配業者は「見るからに業務用!!」のゴツく格好悪い決済端末を腰から下げる必要も無くせそう。

普及の鍵は、利用手数料と使用できる端末の多様化だろうか。

決済会社に支払う手数料に関しては、それがイヤでカード決済に対応しない店も多いと聞くので、個人向けのライトな設定なら再検討する店も増えるように思うし、非現金派の私としては、そうなって欲しいと云う願いもある。

現在のベータ版では、iPhone専用となっているようだが、今後、iPhoneに限らないスマートフォンやラップトップなど、モバイル機器全般で活用できるように発展すれば、本当に初期投資がごく僅かで、誰でも何処でも自分の所有しているモバイル端末でカード決済が可能になるのではないかと感じている。

そう、Squareの最も素晴らしい点は、ハードウェアとして追加すべきなのは『小さな小さなカードリーダのみ』というところだろう。それ以外は、ユーザーの所有物を拝借し、無限にコピーできるソフトでフォローするというのは、とても次世代的なソリューションだと思う。この『ハードウェアの極小化』というものは、サービスの世界展開を視野に入れる際には、検討すべき課題、採用すべき手段であるに違いない。

近い将来、Squareを通じてカード決済できる機会に遭遇することを楽しみにしていようと思う。
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