
週末、《
Aperture 3》が楽しすぎて、時間を忘れてRAW現像を楽しんでいた。
マニュアルを読み々々、いろいろな機能を試す毎に、iPhotoとは格の違う便利さや効率の良さ、品質の高さが実感できた。Apertureを使いこなすには、兎にも角にも、ショートカットを無意識に使える位に慣れる必要があることも理解した。いろいろと多機能なソフトは、やはり、その都度メニューから選択していたのではダメ。
ApertureのRAW現像は、私的にはとても満足のいくレベルにある。
基本的には、各項目のスライダーで調整する訳だが、スライダーの範囲外にまで調整を及ぼす事ができる点は、とても有り難いと感じた。その方法も簡単で、各スライダーの右にある数値表示にポインタを合わせると、ポインタが見慣れないアイコンに変化するので、そのまま左右にドラッグするだけ。
例えば露出なら、スライダーでは -2.0〜2.0の範囲の調整となるが、上記の方法なら -9.99〜9.99までの広範囲で調整できる。もっとも、そんなに動かしたら画像は破綻するだけだが、調整の柔軟性はあるに越した事は無い。その調整幅の広さは露出に限らない。そんな柔軟性の賜物とも云える現像をしてみた。
下の紅葉は、紅葉ではない。(クリックで現像前の画像に)

『スタック』という機能はとても便利でお気に入り。
複数の画像やバージョンをまとめて、必要に応じて閉じたり開いたりできる。これは画像管理をする上では非常にパワフルな機能だろう。スタックを閉じていても、サムネイルの左上に入っている枚数が表示される。
『自動スタック』という機能はさらに素敵。
撮影日時を元に、任意の秒数指定で撮影のタイミングが近い写真をひとまとめにしてくれる。連写した画像や、RAW+JPEGで撮影した画像を、簡単なステップでスタック化して、あたかも一枚の画像のように管理できる。読み込み画面でも、読み込んだ後でも、この自動スタック機能が利用できる点はイイ。重宝重宝。
読み込み機能が充実している点も評価できる。
画像の保存場所、ファイル名、調整プリセット、メタデータの操作、JPEG+RAWの扱い方、バックアップ等々を好みで細かく設定できる。各設定をカメラ毎に記憶してくれたら尚良いのだが、現時点ではそれはできない。しかし、例えばコピーライトを付けるとか、ライブラリとは別にバックアップを確保するなどというのは、プロユースにも対応するには重要な機能だろう。
一点、読み込みで不可解なのが、D40では読み込みと同時にカメラ内の画像を削除する事が可能なのだが、D90とiPhoneでは何故かできない。個人的には、この機能は是非追加して欲しい。iPhotoではできるのだから…。

フルスクリーンUI、ルーペ、パワフルな検索、いくつでも増やせるバージョン、フラグ・ラベル・レート・キーワードなど多彩なマーキング、様々な非破壊調整ツール、見やすいインターフェース&デザイン、ビデオ/オーディオのサポート、Web上での公開…。語る価値のある点がとても多いこのAperture 3は、やはりオススメできる素晴らしいソフトウェアに仕上がっていると実感している。
ここまで写真を楽しめるソフトなら、やはり自分だけの写真集が作れる「フォトブック」も試してみたくなるのが人の性というもの。ひとつ旅行に行く度に、一冊写真集を作る。そんなことも簡単にしてくれるAppleは、やはり素敵な企業だと思う。
残念ながら、現時点では細かいバグがいくつか見受けられるのだが、それも時間が解決してくれるだろう。
とりあえず、いくつか改善要望があったので、それをAppleにフィードバックしておいた。それらを改善してくれたら、さらにお気に入りのツールとなるだろう。
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