
Appleからフォト現像ソフト《
Aperture 3》が発売開始されたので、今、トライアル版を試している。
Apertureは気になっていたものの、iPhotoで最低限の管理はできるため、惰性でiPhotoを使い続けていた。
しかし、RAW現像はPhotoshopで行なったり、現像後のイメージがiPhotoでは確認できなかったりと、使い続けている内にいろいろと不満材料は見えてきていた。
そんな折のApterture 3の発表だったので、そろそろ移行してみようかと思いトライアル版を入手。
Aperture 3には、iPhotoからの移行をスムースにする取り込み機能が充実しているのが、まず嬉しい点。
iPhotoライブラリで作成したフォルダやアルバムなどが、そのまま取り込める。また、設定済みのレートやキーワード、撮影場所情報も問題無く移行できる。試しにiPhotoライブラリをそのままにしておいて、Apertureで読み込み表示する事も、全データを新規作成したApertureライブラリにコピーすることも可能。
私は、Aperture移行に伴い、フォルダ分けなどの管理方法を再検討したので、多少の時間はかかったが、それでも8つあったiPhotoライブラリ 計70GBほどの移行には半日しかかからなかった。以前、別のソフトからiPhotoに乗り換えた時には、同じような作業を3日程かけて行なった事を考えると、Aperture 3はかなり優秀と云える。
使い勝手に関しては、マニュアルなどはまだ一切読んでいない状態なので、機能的に謎な部分はあるが、それでも、基本的な事は簡単に理解できたし、64bit対応だけあって動作はいたってスムース。Mac Proを64bitで起動して使っている恩恵が、ようやく感じられるソフトに出会えたような気がする。

フルスクリーンでのRAW現像は、どこまでも楽しい。
OS標準のメニューバーや、Apertureの不用なインターフェース等の一切を隠し ─黒い背景に一枚の写真─ ただそれだけに向き合って淡々と調整を進める時間は、とても贅沢に思える。また、非破壊現像に対応しているので、ひとつのRAW写真から、ディスク容量を気にせずにいくつもの現像バリエーションを試す事ができるのもイイ。
個人的に「おっ!」と食いついたのは、RAW+JPEGで撮影した写真を、セットで1枚の写真として読み込める機能。
RAW+JPEGで撮影すると、管理する際に同じ写真が常に2つあり、視覚的にちょっと煩雑になる。それがイヤで、RAWオンリーで撮影していたのだが、これからは遠慮なくRAW+JPEGで撮影できそう。これは素敵な機能。
ライブラリパネルに関して、新規作成したものが直ぐに表示されなかったり、wacomタブレットを使っている場合、ペン先の感度によってはなかなかアイコンが選択できなかったりと、多少のバグがあるようだが、これは近いうちにアップデートされるだろう。
Aperture 2を使った事が無いので、どういう進化を遂げたのかは分からないが、iPhotoからの移行に関して云うならば、相当に満足できるソフトとなっていることは間違いないし、iPhotoにもある、世界地図にピンを挿す『撮影地』機能や、自動顔認識機能『人々』、MobileMeギャラリー等のオンラインサービスに簡単にアップロードできる機能も、勿論備わっているので、写真を楽しむ全ての人にオススメできる優秀なソフトだと感じた。
トライアル期限は30日。
その間、現時点では謎な機能を勉強して、Aperture 3の更なる魅力に踏み込んでいきたいと思う。
そして、来月の今頃には、正規ユーザーとなっていることは間違い無さそうだ。
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