2010.01.23 Saturday
トクショクシコウ展のお知らせがイイ
トクショクシコウ展
AXISから《トクショクシコウ展》のお知らせDMが届いたのだが、このDMのデザインがとってもイイ。

通常のハガキの2倍のサイズになっており、中央に切り取り線が入っている。
この切り取り線を境目として、互いが鏡像となっており、それぞれに同じ情報が掲載されている。つまり、半分を切り離し、知り合いなどに「こんな展があるよ」と、手渡すことが可能なデザイン。メールで展のURLを送って教える方が簡単ではあるが、やはり「紙」という物質的な触感・雰囲気の持つ魅力には敵わない。

実はこの方法に似たアイディアが、私のデザインノートには書かれている。

それはDMではなく、別の目的であり、いつか使ってみようと思っていたアイディアなのだが、こうしてカタチとなったものが手元に来てしまっては、もう実行することは無さそうだ。一度見たものは、真似をしているみたいで、やりたくない気持ちが強くなってしまうから、それは仕方の無いこと。
トクショクシコウ展
今展では「特色」をテーマとしているだけに、DMにも多彩な印刷が盛り込まれている。
どう考えても印刷には向かないタイプの紙質は、きっと敢えて選択したものなのだろう。そこにとても細かく精度の高い印刷をしている点を見ると、このDMはきっと、印刷職人泣かせだったに違いないと想像できる。

展の紹介として掲載されているコピーは、指向、思考、試行という言葉を使い「紙工から生まれる至高のプロダクトが皆さんの嗜好に合うと幸いです。」という一文で結んでいる。その、コトバで遊んでいる感じが、個人的には好きなタイプのコピーワークなので、そこも気に入っている。

紙といふものに対峙すると、どうしてもワクワクしてしまう。カタログデザインをし、印刷する紙を無数のサンプルから選ぶような場面では、クライアントの担当者も飽きれるくらいにニコニコしながら時間を忘れて選んでしまう。けれど、紙の表情といふのはとても豊かなのだから、こちらの表情も豊かになってしまうのは必然だろう。

1月29日から開催されるこの展、会期中には、出展作家によるAXISギャラリーでのトークイベントも行なわれるようなので、時間に都合をつけて六本木に繰り出してみたいと思っている。
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